中国仏像買取

骨董品 仏像とは?

お釈迦さまが入滅されたあと、その存在は法輪(教義を示す車輪の形の法具)・仏足石(お釈迦さまの足跡を石に刻んだ信仰対象)・菩提樹に象徴されていました。やがて仏教はヘレニズム文化の影響を受けていたインドの北西・北部に伝来。そこでギリシャの神々の石像を模した形で「お釈迦さまの像」がつくられるようになりました。

仏像は初期ではお釈迦さまのお姿のみでしたが、その後多くの仏教尊像がつくられるようになり、現在に至ります。

中国仏像について

中国では2000年以上前からリアルな人物像がつくられていたため、紀元前後(後漢時代)に仏教が伝来すると、当然のように多様な仏像がつくられるようになりました。日本と中国の交流の歴史もまた深く、遣隋使・遣唐使などを通じて中国でつくられた仏像が持ち込まれており、そのお姿は日本の仏像に大きな影響を与えてきたという経緯があります。

■中国仏像の特徴
中国彫刻の最盛期は南北朝時代といわれていますが、中国で国家的に仏教寺院が造営されるようになったのは南北朝時代以降であり、この頃から唐時代まで魅力に富んだお姿の仏像が多くつくられました。唐様(からよう)と言われる仏像の特徴は頭頂部が平らで、禿げたようになっていること、まぶたが垂れ気味で、耳は肉厚でたっぷりとしていること、「裳」(も)と呼ばれる腰巻布の紐に結び目があることなどが挙げられます。

■中国仏像の歴史
中国において初期(4世紀頃)につくられた仏像は小金銅仏であり、インド北西・北部の仏像を模してつくられました。南北朝時代には国家主導の大石窟作品がつくられた反面・貴族的な文化が衣装などに反映された作品が残されています。

4世紀後半、北魏王国ができた頃には国家事業としての大規模な仏像づくりがますます盛んになり、立派な体躯・堂々たる容貌を持つ巨大な大仏がつぎつぎに完成。北魏後期には漢民族文化を反映し、薄衣をまとった繊細な容貌の仏像が登場します。

北魏が分裂後、隋の統一の頃(6世紀)には温和な表情の仏像になっていき、唐の初期にはまるで生きているような、豊満でリアルな造形へと変化しました。以降は唐が繁栄を極め、また西洋の影響などもあり、生き生きとした華やかな仏像が多くつくられます。

そして、遣唐使によってその仏像は日本に伝来するようになったのです。

■中国仏像は貴重品に…
しかし、中国仏像は文化大革命において「旧文化である」として多くの仏像が「文化浄化」の対象として破壊されてしまいました。その後、観光資源として、ほかの文化財と共に保護された時代もありましたが、2018年に中国共産党が弾圧を再開し、仏教寺院に仏像を破壊するよう直接指示しています。

そのため、おもに戦前に日本に持ち込まれ、国内に現存する中国仏像は貴重品といえるでしょう。

買取事例

商品詳細

【状態】美品
【買取方法】店頭買取

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お客様の声

査定のきっかけは?

60代・女性

祖父が持っていたものですが、価値もわからないので片付けの時に試しに査定に出してみたのがきっかけです。

査定のきっかけは?

70代・女性

身の回りの整理をするため。
丁寧に対応していただき私の思い出話も聞いてくださり安心してお任せすることができました。娘と一緒に伺いましたが最後までとても親切にしていただきました。

査定のきっかけは?

80代・男性

管理も大変になり片付けができなくなってきたため、孫に処分を頼んで査定してもらうことにしました。査定価格にはとても満足しています。

仏像にはどんな種類がある?

■如来
仏さまの中でももっとも高い地位にある存在。お釈迦さまが修行の末、悟りを開いたときのお姿が基本であるため、多くは簡素な衣をまとっただけのお姿です。

・釈迦如来 ・盧舎那仏 ・薬師如来 ・阿弥陀如来 ・大日如来など

■菩薩
お釈迦さまがインドの王子さまだった修行時代のお姿なので、多くは豪華な装飾品で身を飾っておられます。

・弥勒菩薩 ・文殊菩薩 ・観音菩薩 ・普賢菩薩 ・地蔵菩薩など

■明王
仏さまの道に背く人間たちを厳しく導くため、髪を逆立てた怒りの形相であり、それぞれに特徴的なお姿です。

・不動明王 ・毘沙門天 ・阿修羅 ・金剛力士 ・梵天 ・帝釈天 ・吉祥天 ・弁財天 ・韋駄天など

買取方法



電話でのご相談も受け付けております!

03-5826-8309 090-2427-3901
営業時間:10:00~19:00

仏像を高く買い取ってもらうには?

■下手に修復しない
歴史あるものは現代の技術で下手に修復してしまうと価値が下がるケースがあります。
そのため、何かあれば専門の鑑定士に相談することをおすすめします。
ヒビ割れや傷みがあっても修理などはしないようにしましょう。

■洗って良いものと悪いものがある
古物を買い取ってもらうとき、通常であればきれいに拭く、磨く、洗うなどが評価を上げることがあります。しかし、仏像であればつくりが繊細な箇所もあり、破損や剥がれの原因になることがあるため、あからさまな汚れ以外は無理に洗浄などはしないほうが良いでしょう。

■付属品をいっしょに持ち込む
仏像が入っていた木箱や包まれていた布類、来歴を証明する書物や鑑定書などがあればいっしょに鑑定してもらうと値打ちがあがることがあります。
仏像だけではなく付属品もとても重要です。

■仏像専門の鑑定士が在籍する買取業者に依頼する
仏像専門の鑑定士が在籍しないお店に鑑定を依頼しても価値がわからず、安値を付けられてしまう恐れがあります。

お取引は簡単4ステップ

宅配買取の場合

査定へのお申込み

宅配買取へお申し込みください。お申込みは無料だから安心!

梱包・発送

お品物を梱包し、当社へ発送してください。

無料査定

専門の査定員が丁寧、スピーディーに査定額をご連絡いたします。

売買の成立

査定結果にご満足いただけ、成立した場合、即日お振込みいたします。

※条例により未成年者からの買取はできません。
※買取をご希望される場合、法に基づき「運転免許証」「パスポート」「外国人登録証」などのご本人確認書類を査定員にご提示ください。宅配買取については、ご本人確認書類のコピーを査定品と一緒にご配送ください。

査定・買取業者を選ぶポイントとまとめ

■何でも買い取るチェーン店を避け、専門店に依頼する
古物を何でも買い取るチェーン買取業者でなく、仏像専門の鑑定士が在籍する専門店を選ぶことで、お手持ちの仏像の価値は最大限に評価されるでしょう。
時代や作者などがわからなくても大丈夫です。買取可能か含めお返事をさせていただきます。

お手持ちの仏像を手放す際には、是非一度日中スタンプ商事にご相談くださいませ。

電話でのご相談も受け付けております!

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営業時間:10:00~19:00